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豊年祭で浜を静々と歩く、黒島のミーラク行列。(2013年7月28日)
奄美大島・龍郷町秋名集落のショチョガマ。旧暦8月最初の丙(ひのえ)日であるアラセツに行われる。集落にある山の中腹に設けられた片屋根の小屋に男達が上がり、豊作祈願をする。夜明け前、この一年間に生まれた男の子を屋根の上に乗せて健康祈願を行う。(2010年9月13日)
ショチョガマの屋根に設けられた祭壇に、カジキ、焼酎、ミキを供え神役のグジが祭詞をとなえて豊作祈願をする。日の出とともに「ユラ・メラ」の掛け声をかけ、左右に屋根を揺らす。南側に倒れると豊作になると言われている。(2010年9月13日)
左 ショチョガマと同じくアラセツに行われる、秋名集落の平瀬マンカイ。集落の海岸にある2つの岩で歌の掛け合いを行い、海の彼方(ネリヤ)の神々に豊穣を願う。神(カミ)ヒラセには5名のノロが乗るが、神人はすでに不在のため集落の女性がノロ役を行っている。現在、国の重要無形民俗文化財に指定されている。(2010年9月13日) 右 上 女童(メラベ)ヒラセにはグシ役、シドワキ(ノロの補佐)役の男女が乗る。(2010年9月13日) 下 神ヒラセと女童ヒラセの掛け合いの後、5人のノロがネリヤの神に礼拝する。(2010年9月13日)
奄美大島・龍郷町安木場で行なわれる、ユタの祭祀・今井大権現祭。海の神(陰月竜宮海汝神 いんげつりゅうぐううなのがみ)を迎え、無病息災と子孫繁栄を祈る。(2011年10月5日)
左 今井大権現祭を執り行う親神様の阿世知照信さん。(2011年10月5日) 右 上 南城市奥武島。海神祭(ハーリー競漕)の前日、龍宮神の近くからニライカナイへ御願する神人、公民館の館長さん、明日のハーリーで競うイリとアガリの代表。 (2013年6月11日) 下 那覇・辻の旧二十日正月(ハチカソーグヮチ)。この日は神人の拝所巡りが行われ、じゅり馬が奉納される。写真は御嶽にある軸(かつて王女達が首里城に向かってお通しをした場所)で遥拝をする神人役の女性。(2014年2月19日)